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環境部会セミナー「施設園芸におけるAI・情報利用技術の最前線」

2019/09/04(水)
平成31年度 「知」の集積による産学連携支援事業
『施設園芸におけるAI・情報利用技術の最前線』  終了しました
  
1.趣旨
 低迷する食料自給率,担い手不足,高齢化など,日本農業を取り巻く状況は厳しい。このため、省力化・自動化をはじめ、IT技術を利活用した技術開発が進められている。特に園芸分野では、環境制御や作物の生育等の生産管理においてIT技術の活用場面が多いと考えられる。すなわち、技術ノウハウの蓄積と利用、環境調節による生育の最適化や病害等の診断・回避技術などである。
 今回のセミナーは、農業におけるAI(人工知能)・デジタル化された情報の利用について、これまでに得られた成果を紹介するとともに今後の可能性について論議する。
           
2.日時:令和元年10月18日(金) 13:00 ~ 17:00
3.会場:国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構
      西日本農業研究センター 四国研究拠点・仙遊地区 講堂
      (香川県善通寺市仙遊町1-3-1)
4.主催:農林水産省 農林水産技術会議事務局 研究推進課産学連携室
     特定非営利活動法人 中国四国農林水産・食品先進技術研究会
5.共催:国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 西日本農業研究センター 
     低コスト施設園芸研究ネットワーク,低コスト施設園芸研究開発プラットフォーム
6.後援:公益社団法人 農林水産・食品産業技術振興協会 (JATAFF)
7.内容  (受付:12:30~13:00)
13:00
開会挨拶(環境部会長・愛媛大学農学部教授 有馬誠一氏)
13:05
講演1「ヤンマーの施設園芸に関する取り組み」(40分)
ヤンマー株式会社中央研究所バイオイノベーションセンター
       生産グループ グループリーダー     永田 浩史氏 
13:45
講演2「データ農業元年!Next次世代型施設園芸農業への挑戦」(40分)
高知県 農業振興部 農業イノベーション推進課 チーフ(先端技術開発担当)新田 益男氏

    (15:00~15:10 休憩)
14:25
講演3「環境情報に基づく春夏ニンジンの栽培支援、出荷予測システム」(35分)
徳島県立農林水産総合技術支援センター農産園芸研究課スマート農業担当 研究員 原田 陽子氏  
15:10
講演4「スマート農業実証プロジェクト~中四国地域における実施状況」(20分)
農研機構 西日本農業研究センター産学連携室 農業技術コミュニケーター 添野 和雄氏
15:30
講演5「温室の環境調節とモニタリング~UECSとその活用」(30分)
農研機構西日本農業研究センター傾斜地園芸研究領域 上級研究員 黒崎 秀仁 氏
16:00
総合討論(司会:有馬誠一CD、川嶋浩樹CD)
16:30 閉会
16:30~17:00 講師及びコーディネータによる個別相談(マッチング、競争的研究資金等)

8. 参加申し込み
  参加希望者は10月8日(火)までにチラシ下欄に必要事項を記入し、メール又はFAXにて中国四国農林水産・食品先進技術研究会(略称:中四国アグリテック)事務局迄お申込みください。
TEL:086-237-3340  FAX:086-201-0551  Email:agri@key.ocn.ne.jp 
https://www.agritech2007.jp/
チラシはこちらです。
<当日の様子>

スマート農業の推進にあたり、中国四国地域での先導的な取り組みについて情報共有し、課題と進め方について関係者が議論を深めました。とくにAI、環境制御、生育・出荷予測システムなど施設園芸にどう活用していくか、さらなる技術開発を進める方策を模索しました。参加者62名。 

 

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